1医療機関あたりの患者数が50人に迫るなど、長野県内でもインフルエンザの猛威が止まりません。
新学期が始まって感染のさらなる拡大も懸念され、医師は引き続き予防を呼びかけています。
塩ノ崎文博院長:
「年末からですね、ものすごい勢いでインフルエンザ出ております」
松本市並柳の塩ノ崎医院。

今週は多い日で1日に50人ほどのインフルエンザ感染者が訪れます。
年末年始も松本市の休日当番医には感染者が殺到したといいます。
塩ノ崎文博院長:
「多いところは1日200人近くの患者さんを、朝の9時から午後7時まで診ておられる先生もいらっしゃいました」
「今回のインフルエンザは感染力が非常に強い。コロナの間にインフルエンザのワクチンの注射かなり少なかったと思いますし、去年から今年のワクチンの接種率も若干落ちているということも関係あるかと思います」
新型コロナの感染者も増加傾向で、塩ノ崎医師は手洗いやマスクの着用など基本的な感染予防を引き続き心がけるよう呼びかけています。

塩ノ崎文博院長:
「インフルエンザの後にはですね、コロナの流行が待っているとそんなような気がいたします。ぜひコロナが流行する前にですね、ワクチン接種をしていただければ、多少は抑えられるのかなと思っております」