台湾北部の海底ケーブルを中国が意図的に損傷した可能性が指摘されていることについて、中国政府は「よくある事故だ」と反論するコメントを発表しました。
台湾の沿岸警備を担当する「海巡署」は今月3日、台湾北部の海域で海底ケーブル4本が損傷したと発表。中国が意図的にケーブルを損傷させた可能性が排除できないとしています。
これについて、中国で台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室は8日夜、「海底ケーブルの損傷は毎年世界中で100件以上起きている、よくある事故だ」と主張。「根拠なく『グレーゾーンの脅威』を誇張することで、手段を選ばずに『反中国』の立場をとっていることを証明するものだ」とするコメントを発表しました。
情報通信を支える重要インフラである海底ケーブルの損傷をめぐっては、北ヨーロッパのバルト海でも中国船籍の貨物船の関与が疑われており、安全保障上の新たな懸念となっています。
注目の記事
忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】

【独自】「この野郎」「見とけよ、貴様」北九州・中学生2人殺傷事件から1年 捜査1課長(当時)が初めて語った犯人への憎しみと執念の捜査【前編】

東日本大震災の2日前にM7.3の地震「その時に呼びかけていれば...」反省踏まえ運用スタート『北海道・三陸沖後発地震注意情報』 私たちは何をすべき?【災害担当記者が解説】









