物価高がお財布を直撃した年末年始。スーパーでは野菜の値段が高くなっていますが、中でもキャベツの高騰が収まりません。一体なぜなのか、現場を取材してみました。
都内のスーパーの青果売り場。年末も高かったキャベツは…
報告
「キャベツが1玉486円と、まだまだ高値が続いています」
これにはお客さんも…
買い物客
「お値段見ただけで手を伸ばせなかったです」
「できるだけ使い切る。『これ古くなったから捨てよう』とかしていると、もういくらあってもお金足りない」
アキダイ 秋葉弘道 社長
「もう天変地異ぐらいのレベルですよ。だいたい(平年の)3倍ぐらい」
さらに驚きの事態が!大阪府のスーパーで撮影された写真。キャベツの値段はなんと1057円!さらに、兵庫県のスーパーでも1玉1058円と空前の高値に。
どうしてこんな値段になるのか。スーパー「アキダイ」の秋葉弘道社長に聞いてみると…
アキダイ 秋葉弘道 社長
「あ~、わかりますね。大きいのを無理に集めるとそうなりますね。(大きいサイズは)ほんとゼロに等しいです。それを無理にちょうだいって言うと、高くなるでしょうね」
写真のキャベツの産地は、茨城県。畑で一体何が起きているのか、農家に行ってみると…
鈴木農園 鈴木弘晃さん
「1200、1300株ぐらいは植えられている」
一見、問題なさそうに見えますが…
鈴木農園 鈴木弘晃さん
「Lサイズを探すのが難しいくらい。小さいですね、全体的に。(大きいの)ないんだよ、あればとっているんだよ。これがギリギリL(サイズ)かなぁ…。ギリギリですよ本当にこれが」
大きめのをひとつ探すのにも一苦労です。ほかは、手よりも小さいものやキチンとした形になっていないものも。キャベツがきちんと育たず、例年の3割ほどしか出荷できていないのだといいます。
鈴木農園 鈴木弘晃さん
「いっぱいまだ畑にはあるんですけど、本来だったら去年のうちにとり終わるはずだったキャベツなので」
原因は、先月まったく雨が降らなかったことによる「乾燥」。規定のサイズまで育たず、出荷数が減ったことで、キャベツの高騰が起きていたのです。
大きくなるまで待ちたいのは、山々だということですが…
鈴木農園 鈴木弘晃さん
「1月いっぱいでとらないといけない品種の特性なので、それ以降(収穫を)引っぱると傷んで品質が落ちてくるので。ジレンマですよ、出したいんだけど出せない。でもタイムリミットは決まっているんで」
小さくても味は良いというキャベツ。恵の雨は降るのでしょうか。
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