10日にかけて今季一番の寒波が襲来します。日本気象協会tenki.jpによりますと、年末・年始の寒波より強く、長く居座るため、北陸など日本海側を中心に3日間で2メートル前後のドカ雪のおそれがあるということです。強い寒気・JPCZ・海面水温が高い事。西日本や東海など普段雪の降らない所でも積雪や路面の凍結に注意が必要です。

いつ、どこで、何に備える?

いつ・どこで・何に備える?

【北日本】

11日にかけて大雪やふぶきに警戒が必要。特に、東北では8日夜~10日にかけて大雪のおそれ。仙台など太平洋側にも雪雲が流れ込み積雪となる所がありそうです。平年の2倍以上の積雪となっている青森市など、気温上昇で雪が少し融けたところに、新たに50センチ~80センチの雪が降る見込みです。雪崩や屋根からの落雪に注意。車は冬装備を万全に行い、停電対策、凍結対策のほか、1週間分の水、食料、燃料の用意をしましょう。

【東日本】

日本海側を中心に11日にかけて大雪に警戒。特に、8日~10日は北陸を中心に一気に2メートル前後の雪が急増するおそれ。能登地方など、昨年の地震から一番の大雪となる見込みです。北陸に隣接する岐阜県や長野県北部でもドカ雪となり、群馬県や栃木県の山沿いでも一気に積雪が増える見込みです。立ち往生に備えて、車に食料品の備え、毛布、上着、カイロなど暖を取るものを用意しましょう。また車の排気口が雪で積もると一酸化炭素中毒の恐れがあるため、雪かきをする道具など、備えを万全にしておきましょう。

【西日本】

10日にかけて山陰など日本海側を中心に新たに1メートル超えの雪が降るおそれがあります。立ち往生や停電への備えを万全にしましょう。寒気が強いため、8日から9日は九州や四国など普段雪の降らない太平洋側の平地でも雪となりうっすら積もる所もあるでしょう。太平洋側でも通勤・通学は路面の凍結などに注意が必要です。

続いて、今後の大雪と雨のシミュレーションをみていきます。