「1円の差が死活問題」ガソリン必須のタクシー業界

続いてはタクシー業界。取材した「旭タクシー」は、約140台の車両を所有し、そのうち半分ほどがガソリン車です。
旭タクシー 小野克洋さん「1リッター1円違えば、うちの会社の場合月の支払額は10万円程度変わってくる」

車を走らせないと商売にならず、ガソリン価格の上昇は死活問題です。
小野さん「迎えに行くのも送るのも、なにをするにしても走る商売。走らせる距離を減らす・台数を減らすということになれば、売上も減るので本末転倒の話になってしまう」
このタクシー会社は苦しい状況をさらなる売り上げアップを目指すことで乗り越えようとしています。
小野さん「乗務員を増やしてお客様対応力を上げれば、もっと皆さんが気軽に使ってくれて売上も増えるのかなと、経費以上に売り上げができればと考えています」
一方で、ある変化が予想されている業界があります。