
こうした状況に頭を悩ませているのは、低価格が売りのスーパーです。
堀内大輝アナウンサー
「年末年始の仕入れ価格は?」
キテネ食品館 中塚誠社長
「去年よりは2割高だとか、1割5分高くなった、というような話は出てはいた」
他の店が値上げに踏み切るなか、10円でも安く商品を提供できるよう、仕入れを工夫するしかないと考えています。
キテネ食品館 中塚誠社長
「例えばうちがよくやる賞味期限が短かったものとか、ちょっと問屋で在庫が多くなったものとか安く仕入れられるものを安く仕入れて、これだけ(仕入れ値が)高いと、本当にそういったものを、どういうふうに探していくか。だからもう我慢してでもやっぱりキテネに行ったら『本当に安く買い物できてよかったわ』と言ってもらえるような1年にしていきたい。そうしないといけないという使命感も持って、仕事に臨んでいきたい」
■主な食品の値上げ(今年4月まで)
堀内大輝キャスター
「これから4月までの値上げ予定の食品です。
1月はパン1227品目、2月は菓子296品目、2~3月は加工食品(冷凍食品、缶詰など)1864品目、4月は酒類・飲料(ビール・チューハイなど)1178品目となっています」
「パックごはんについては、従来は価格変動はなく、単身者や高齢世帯に人気でしたが、米不足をきっかけに、年末から1月に値上げが続いています。