日本製鉄によるUSスチールの買収計画をめぐり、日本政府は買収の禁止命令を出したアメリカ側の対応について「極めて残念だ」と伝えたことが分かりました。
石破総理は午後、来日中のブリンケン国務長官と会談し、中国をめぐる諸課題やウクライナ情勢などについて意見を交わしました。
日本製鉄によるUSスチールの買収計画にバイデン大統領が禁止命令を出したことについて日本の産業界から懸念の声が上がる中、2人は日本企業によるアメリカへの投資を含む日米の経済関係の重要性を確認したということです。
また、これに先立ちブリンケン氏と会談した岩屋外務大臣は、USスチールをめぐるアメリカ側の対応について「極めて残念である」と伝え、日本の産業界から上がる日米間の投資に対する懸念の払しょくに向けた対応をアメリカ側に求めたということです。
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