年末年始、山陰エリアを発着するJRの特急列車を利用した人が、前年度に比べて増えたことがわかりました。
JR西日本によりますと、去年12月27日から今年1月5日までの年末年始の期間、山陰エリアの駅を発着した特急列車を利用した人は下りのピークが12月29日、上りのピークが1月4日でそれぞれ約1万6000人。
列車別では伯備線のやくもなどが約5万4200人で、前年度の同じ時期より17%増、因美線のスーパーはととが約2万5800人で11%増、スーパーいなばが約7500人で8%増となりました。
JR西日本中国統括本部によりますと、利用者が前年度を上回ったのは曜日の並びが良く、天候も比較的安定していたことに加え、ダイヤの乱れなども少なかったからではないかとしています。
ただ、コロナ禍前の2018年度と比較すると、同じレベルまでには達していないということです。