琉球大学では1950年の創設以来初の女性学長となる喜納さん。仕事をする上で意識していることがあるといいます。

▼仲田キャスター
「話があればまずはやってみる?」
▼琉球大学 喜納育江教授「それはそうしています。今の仕事もそうですけど、私がやらないとそこに女性はいますか?となるといない時もある、あるいは少ない。だったらやりましょうという感じで。プレゼンスが重要。景色を変える。自分への話があれば断らないようにしている」

女性の教員や研究者がまだまだ少ない状況の中、一歩一歩女性が活躍できる道を切り開いてきました。挑戦し続けるその姿が少しでも誰かの背中を押すことができればと新学長への意気込みを語ります。

▼琉球大学 喜納育江教授「課題もたくさんあってそれは気付いているので、まずはその課題を一つ一つクリアする道筋をちゃんと作っていきたいなというのがまず就任1年目の目標」
▼仲田キャスター「喜納先生が大切にしている言葉は?」
▼琉球大学 喜納育江教授「You are stronger than you think.あなたは自分で思っているよりも強い。私より優秀な女性たくさんいるんですよ。本当にあちこちに埋もれているだけだと思うのでもっとそういう方々に光が当たって色んなところで女性がリーダー的な地位につく現象が起こるといいなと考えています」

学び続けることで景色が変わる。女性初の学長として、大学に新たな風を吹かせます。