戦後の沖縄に救援物資を送るなどして復興に尽力したハワイの日系2世、比嘉太郎の功績を語り継ぐ舞台劇が北中城村で上演されました。
村民劇「比嘉太郎物語」は沖縄の戦後復興に尽力した功績を知ってもらおうと戦後80年とハワイ移民125周年に合わせて上演されたものです。
1916年にハワイで生まれ3歳の頃から北中城村の祖父母によって育てられた比嘉太郎は、その後ハワイに戻り、沖縄戦では通訳兵としてガマなどに避難した住民らにウチナーグチで投降を呼びかけ小学校時代の恩師をはじめ多くの命を救いました。
戦後は沖縄に救援物資を送ることにも尽力したことでも知られています。舞台を鑑賞した人たちは、その多くの功績をあらためて学んでいる様子でした。(23日:中部通信員 高瀬弘行)














