年末年始に北陸新幹線を利用した人は39万5000人で、2015年の開業以降過去最多となりました。
JR西日本金沢支社によりますと、2024年12月27日から2025年1月5日までの年末年始に、北陸新幹線の上越妙高・糸魚川間を利用した乗客は39万5000人でした。

前年の同じ時期に比べ40%の増加で、年末年始の期間としては過去最多となりました。
増加の要因についてJR西日本は、最大9連休という曜日配列の良さや、2024年3月に北陸新幹線が敦賀まで延伸開業したことなどを挙げています。

また、関西方面を結ぶ特急「サンダーバード」の利用者は前年比で15%増えた一方、中京方面を結ぶ特急「しらさぎ」の利用者は34%減少しました。
これについてJR西日本は、福井県と首都圏との移動手段がこれまでの名古屋経由の東海道新幹線から北陸新幹線にシフトしたためと見ています。