地震による大規模な火災で商いの場を失った輪島朝市ですが、2024年7月から市内の商業施設で「出張輪島朝市」として営業を再開する中、新しい年を迎えました。

輪島市宅田町(たくだまち)にあるパワーシティ輪島ワイプラザでは、出張輪島朝市の初売りが2日から始まり、6日も地元の住民やボランティアの人たちが訪れていました。

地震の前まではおよそ190軒が組合に登録していましたが、現在商売を行っているのはおよそ60軒にとどまっています。

店の人「前よりは売り上げは下がりますけど、でもこういう建物、ワイプラさんの中で、毎日働く場所を与えて下さって、私たちはとてもうれしいです」

輪島朝市組合・冨水長毅組合長「出張輪島朝市という形をなんとか継続しながら、輪島朝市の灯を消さないように、また1年組合員の皆さんとともにまた頑張って参りますので各方面、ご尽力ご支援いただければ助かります」