(若狭敬一アナウンサー)
愛知県常滑市内で、立て続けに鳥インフルエンザの感染が確認されました。
(大石邦彦論説委員)
これが出てしまうと、養鶏農家さんの鶏は全部処分しなきゃいけません。これが拡大していくと、卵の価格にも影響を与えてしまう、非常に心配なんですね。経緯を見てみます。

年明けすぐの1月2日、愛知県常滑市の養鶏場で高病原性という致死率の高い鳥インフルエンザの感染が確認されました。処分対象は、14万7000羽。周辺の半径10キロ以内の養鶏場に出荷制限が出されましたが、これは4日までに解除されています。
ところが6日、同じ常滑市の別の養鶏場で感染が確認されました。処分対象は12万羽。1例目から半径3キロ以内で2例目が出ました。2つとも卵を生産している農家さんだったということです。