大分県内のJR日豊本線杵築駅で5日午前、特急ソニックに乗務していた車掌がドアの開閉作業せずに発車するトラブルがあり、利用客8人が乗り降りできなかったということです。

JR九州によりますと、5日午前6時21分頃、大分発博多行きの特急ソニック4号がJR日豊本線の杵築駅に停車した際、乗降ドアが開かないまま次の駅に向け発車しました。

原因は、この列車の車掌がドアを開閉する作業を忘れたためだということです。特急列車の乗客およそ70人のうち、駅で降りる予定だった1人と、この駅から乗車する予定だった7人のあわせて8人が影響を受けました。

降りる予定だった乗客は次の停車駅である宇佐駅で下りのソニックに乗り換え、乗車する予定だった客は後続のソニックを利用したということです。

JR九州は今後このようなことがないよう再発防止に努めるとしています。