きょう1月5日は二十四節気の一つ「小寒」です。熊本県天草市の一町田(いっちょうだ)八幡宮では、伝統の寒詣(かんもうで)が行われました。
午前6時、天草市河浦町にある一町田八幡宮には、宮司のほら貝の音を合図に地元住民や帰省した人など約20人が境内に集まりました。
この寒詣は住民の無病息災を願おうと100年近く続く伝統行事で、参加者はおはらいを受けたあと、「ヨイサー、ヨイサー」と握りこぶしを天に向かって突き上げる「天突き体操」と、小舟を漕ぐ要領の「ろ漕ぎ体操」を続けました。
東京から帰省した人「ほら貝の音を聞いて飛び起きて来た。これが100年、150年と続いていけばいいなと思う」
けさ(1月5日朝)の天草市本渡の最低気温は、氷点下0.5度と寒の入りらしい冷え込みでしたが、参加した人たちは体操を何十回も繰り返しながら体を温めていました。
小寒は「寒気が増してくる」とされる時期で、小寒の後には「大寒」が続き、大寒が終わるまでに出すのが「寒中見舞い」といわれています。
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