たまった地震のエネルギーは放出されたか…
どうしてこれほどの大きな揺れをもたらしたのか?竹内名誉教授は、今回の能登半島地震には南海トラフの影響以外にもう一つの要因があると推測しています。


富山大学・竹内名誉教授:「推測では、2011年の東日本大震災の津波を起こした海溝型の超巨大地震の後遺症が東日本全体でまだ続いている。(10年間で)数10センチぐらい東に移動しているわけです。能登でもですね、10センチ、20センチ動きがあるということで、後遺症が続いている中で、南海トラフの巨大地震の準備が進んでいる。能登半島は2つの影響がちょうど重なる場所だということになります」
能登半島地震は、能登半島の西端から新潟県佐渡島近くまで長さ150キロにわたり、複数の断層が連動して動きました。これでたまっていた地震のエネルギーはすべて放出されたのでしょうか?

