地震は家族の当たり前の日常や未来も奪いました。妻と子ども3人を亡くした男性が歩んだ1年とは。
家族4人亡くした父親の1年 「妻と子どもの分まで生きる」
大間圭介さん
「長男はポケモンが好きだった。長女はマシュマロとチータラ」

金沢市で暮らす警察官の大間圭介さん。

2024年の元日、珠洲市で起きた震度6強の地震で家族4人が土砂崩れに巻き込まれました。

大間さんは地震直後、周囲を見回るため家の外に出て難を逃れましたが、妻・はる香さんと長女・優香さん、長男・泰介くん、次男・湊介ちゃんは犠牲となりました。

大間さん
「長男がお皿洗いしてくれたりとか。洗濯物畳んでくれたり。お風呂掃除してくれたり。(洗濯も)やり方分からなかったら電話してきてくれて。『お父さんどうやって洗濯機回すの』って」
幸せな家族の日常を突如として奪った地震。

大間さん
「生きられなかった時間を私が一生懸命生きて、あの子たちが経験できなかったこと、体験できなかったことを少しでも私がこの子たちと一緒に、妻と一緒にできたらなと思っています」














