新潟からSDGs
食品ロス削減への取り組みを学ぼうと、東京や名古屋の大学生が新潟市の果樹園で収穫支援を行っています。
【記者レポート】「学生の皆さん、今はいちごの余分な苗を取り除く作業を行っています。皆さん真剣な表情で取り組んでいます」
新潟市南区の白根グレープガーデンで作業をするのは、東京や名古屋の大学に通う学生4人。26日から金曜日までの5日間、市内の果樹園などで、果樹の選別や包装、販売の支援などを行い、その間に生じる食品ロスについて学びます。
【インターンシップの学生】「農業をやったことはほとんどなかったのですが、地方創生とかに興味があって今回参加しました」
【白根グレープガーデン 笠原秀夫専務】「普段食べている果物であったり野菜であったり、そういったものができる過程というものを実際に知っていただけるので、我々にとっても非常にありがたい」
この取り組みは、新潟県と新潟市が、食品ロス削減に向け連協協定を結ぶ『クラダシ』と組んで企画しました。
【新潟市役所循環社会推進課 中澤祐太副主査】「SDGsを背景にしまして、食品ロス問題をはじめとして、本質的な理解を深めて、社会課題の解決というのにも併せてつなげていきたい」
県や市は、SDGsへの理解とともに学生たちに農業への関心を持ってもらい、地方創生などに繋げたいとしています。