■通常の半額以下になる場合も!さらにお得な“裏ワザ”

全国旅行支援を、さらにお得に使う“裏ワザ”を鳥海氏に教えていただきました。
「公共交通機関の独自割引」と、「全国旅行支援の宿泊のみ」を合わせて使う、という方法です。
公共交通機関の独自の割引としては、
「鉄道開業150年記念 JR東日本パス」というものがあります。
利用期間:10月14日(金)~27日(木)※利用日の3日前までに購入が必要
価格:大人2万2150円 子ども1万150円
フリーエリア内のJR東日本全線など、普通列車や特急(新幹線含む)が3日間乗り放題になります。さらに事前予約で指定席が4回まで利用できます。
そこで、全国旅行支援と併用する、お得なプランを考えてみました。
東京➡仙台➡青森の2泊3日(大人1人)の場合
▼通常料金
交通費+宿泊費=6万4900円
▼JR東日本パスと全国旅行支援を併用
2万2150円(東日本パス)+2万5000円(仮の宿泊費)-1万円(旅行支援2日分)-6000円(平日クーポン2日分)=3万1150円
通常料金と比べ半額以下で楽しめるということになります。
恵俊彰:
全国旅行支援の、「交通機関とパック」で8000円引きの方がお得にはならないの?
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
結局、JR東日本はそれ以上の割引を今回出しているので、あえて乗り放題を使って、宿泊だけ旅行支援で引いてもらった方が、かなりお得です。もう既にかなり売れてます。
恵俊彰:
乗り放題はどこで手続きするんですか?
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
「えきねっと」というJRの予約サイトで予約をして、チケットは駅で受け取って座席の指定を受けて乗る。
恵俊彰:
ホテルは?
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
自分でホテルに直接予約を取ってもいいですし、いわゆる楽天トラベルとかじゃらんとか一休とか宿泊予約サイトで取ってもいい。
チェックインするときにその県で使えるクーポンをもらう。平日だと3000円で、土曜日の夜と、祝日の前の日が“休日”とされ、1000円になります。もう確実に平日旅行した方がいいということですね。
恵俊彰:
割引に取りこぼしがないか、本当に調べたいですね。使えるものを全部使わないと。
■お得な旅行商品続々?「平日にもう一泊」キャンペーン

さらに、「平日にもう一泊」キャンペーンというものも、観光庁が推し進めています。
まだサイトは開設されていませんが、旅行業者が平日向けの旅行商品を作り、特設サイトに登録すると、お得な情報を一元的に発信するということです。
期間は10月11日~2024年3月末までとなっています。
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
泊まった人に何かお土産をプレゼントしますとか、ドリンク一杯タダにしますとか、そういったことを多分やるんだろうなと。平日を埋めてくれていた外国人がまだ来ないのが大きいので、平日を埋めて欲しいという切なる声から生まれたものだと思います。
落語家 立川志らく:
もう、一家に1人鳥海さんみたいな人がいないと駄目ですよね。こんな情報、絶対わかんないもん。
恵俊彰:
「情報が命」ということになりそうですね。10月11日からスタートということです。
(ひるおび 2022年9月27日放送より)