「国民」の政権入りも?カギは和歌山県知事選

―――次のスケジュールなんですが、来年の通常国会の前にまた内閣改造があるかもしれない、ここに「国民民主党の政権入りもあるのでは」ということなんですけれど?
これは大いにあるんじゃないかと見ているんです。やや複雑で、今度和歌山県知事選があるんですが、立候補を予定している国民民主党の前衆議院議員を自民党が推薦する方向になっているとですね、初めて、自民と国民民主がともに推すことになります。そこを橋渡しにして、例えば、玉木雄一郎さんが、閣僚として入ってくる。自公政権から「自公国政権」に移るという動きが去年からずっと続いてるわけですね。茂木幹事長はそれを非常に推進をしてますから、そのタイミングを探ると、かつて自自連立ってのがありました。これが自自公に移っていくんですが、これがやはり最初の連立が出来たのが1月だったんですね。その後、自自公に行ったのが10月の改造後ということでしたから、その意味では、ちょうど1月っていうタイミングがそういう時期を迎えてるんじゃないのかなと。さらに150日間の通常国会の長丁場に耐えられるような閣僚がいるのかいないのか。これも見えてくるんだと思いますね。そうなるとやはり改造のタイミングがやってくると、そんな気がしています。
―――2025年夏まで国政選挙がありません。黄金の3年間とも言われています。次の選挙では、旧統一教会問題は不可避、やっぱりここがポイントになってくるということなんですね?
茂木幹事長が作ったリストはそこまでは賞味期限が続くということだと思うんですね。これは自民党の公式文書ですから、メディアは大手を振ってそれを報道できるということになるんだと思います。
(2022年9月26日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)














