
こちらのオシラサマは1594年から祀られている記録が残っています。400年以上から祀られているわけですが、毎年新しい布を一枚ずつ着せていくので一番上の衣はかなり現代的なデザインになっています。

また、こちらは「愛宕様」という像です。
「愛宕様」は火防(ひぶせ)の神様です。大事な建物が火事に遭わないようにという願いをこめて祀られてきました。
遠野市立博物館の佐藤夏穂さんは「遠野は自然環境が厳しいので、暮らしの様々な場面で神様に祈ってきました。どんな神様が祀られてきたかを見ると、当時の人たちの暮らしが分かります」と話していました。

この展示会は1月13日まで、遠野市立博物館で行われています。