少しでも正月太りを抑えるために…
必然的に太ってしまうお正月。その影響を最小限にするには「食べる量を減らす」しかありません。
藤田教授は、本能に抗って食べる量を減らすためには「3つのポイント」を押さえると良いと言います。
1つ目は「ゆっくり食べること」。
食べることで血糖値が上がったり、脂肪が取り込まれたりすると、「レプチン」というホルモンが分泌されます。
「レプチン」には食欲を抑える効果があり、脳に作用すると「満腹です」という指令が身体に出されます。しかし、分泌されてから脳に作用するまでに少し時間がかかります。
早食いをしてしまうと、脳に作用する前にたくさん食べてしまうので、それを避けるためにもゆっくり食べた方がいいのです。
2つ目は「お酒はほどほどに」。
お酒に含まれるアルコールには、脳の神経を麻痺させる効果があり、脳は麻痺すると分泌されたレプチンを感じ取りにくくなってしまいます。
そのため、たくさん食べても満腹感を得られにくくなり、結果的に食べ過ぎてしまうのです。
