「味変」の落とし穴

最後は「味変をしないこと」

満腹感は「味覚」からも影響を受けます。

例えばお腹が空いた状態から甘い物を食べ続けたときに得られる満腹感は「これ以上『甘い物に含まれる栄養素』はいらない」という体からのサインになります。

このタイミングで酸っぱい物に味変すると、体はまだ『酸っぱい物に含まれる栄養素』については欲している状態なので、満腹感が消えてしまいます。

「デザートは別腹」という言葉があるように、満腹になるまで食事をしても、デザートはすんなり食べられてしまう理由がこれです。

つまり、味変する度に満腹感が振り出しに戻ってしまうのです。

「ゆっくり食べる」、「お酒はほどほどに」、そして「味変しない」。

この3つのポイントを押さえて必要以上に食べてしまうのを防ぐことが、正月太り対策の近道だということです。