おせち料理も“値上げの波”? 年末年始の“お金事情”は

井上キャスター:
年末年始に食べるおせち料理も2022年以降、平均価格が徐々に上がっています。

▼三段重または3~4人前分の平均価格(大手コンビニ・百貨店など110社が対象)
・2022年:2万5190円
・2023年:2万6407円
・2024年:2万7466円
・2025年:2万7826円

おせち料理に使われる具材の原材料価格の高騰が起こっています。

・タコ(冷凍):10%上昇
・マダイ(養殖):10%上昇
・牛肉:7%上昇

一方、豊漁で下がっているものもあります。

・数の子:15%下降
・伊勢エビ(国産):15%下降
・ズワイガニ:8%下降

ホラン千秋キャスター:
具材が高くなったり安くなったりとありますが、容器の価格や人件費も上がっていることを考えると、平均価格が上がってしまうのは否めません。

井上キャスター:
これだけの物価高なので生産者にとっては価格転嫁できないと厳しいですね。

小笠原亘キャスター:
機械を動かすために燃料費も必要ですからね。