LEDに交換「工事が必要か」どう見分ける?

良原キャスター:
使用している照明器具は交換が必要なのか、見分け方を見ていきます。

まず、照明器具を外した後に天井の配線器具を確認してください。基本的に工事は不要ですが、蛍光灯をそのままLEDに替えるだけではいけません。照明器具ごとLED対応に自分で交換する必要があります。

一方、電球形の場合はランプを交換するだけで問題ありません。

ただ、特に注意が必要な箇所があります。パナソニックのライティング事業部マーケティングセンターの鈴木勝課長によると「台所や洗面台などの照明『直管形蛍光灯』は工事が必要な場合も」ということです。

▼直管器具の使用年数(パナソニック調べ)
・30年以上 22%
・20年~30年 24%
・10年~20年 27%

一日中つけているわけではないので、長く使う家庭が多いということになります。築5年以上の家は一度確認して早めの交換を行うようにということです。

ホランキャスター:
直管形蛍光灯を使っている学校が多くあります。一斉に交換作業をやらないといけないので大変ですね。

井上キャスター:
舞台など古くから存在しているところもあります。家庭のものでは、業者に頼まず簡単に自分で交換できるタイプも増えているそうです。10年以上使っていると内部劣化が進んでいるという話もあるので、一度確認して、気づいたときに交換することが肝要なのかもしれません。