身長150cm以下の子どもには「チャイルドシート」「ジュニアシート」を...なぜ?

また子供に「シートベルトを正しくつけてもらう」ことも大切です。

JAFでは大人と同様に、シートベルトを鎖骨・胸骨・ろっ骨・腰骨に通して正しく使用する(骨格拘束)には、12歳児の平均身長である身長150cm以上必要としています。身長150cm未満の子どもに大人用シートベルトをそのまま使用すると、衝突時の衝撃がベルトを通して首や腹部にかかり大変危険です【画像⑥】。

【画像⑥】画像提供:JAF

身長150cmになるまでは、チャイルドシート・ジュニアシートを使用して座面の高さを調整し、シートベルトを鎖骨・胸骨・ろっ骨・骨盤にあてて、骨格拘束が正しくできるように調整しましょう【画像⑦】

【画像⑦】画像提供:JAF
【画像⑧】

(JAF岡山支部 建部拓さん)
「何かあった後に『つけておけばよかった』ではもう手遅れ。ただ『チャイルドシート・ジュニアシートにに乗せていればいい』というわけではなくて、正しく取りつけて正しく使っていただく事が重要」

大切なわが子を守るためにできること。「チャイルドシート」「ジュニアシート」の使用について、今一度見直してみてはいかがでしょうか。