今シーズン初めてとなる岡山県産のノリの入札会が開かれました。今年は海水温の上昇などが影響し、例年より1週間程遅いスタートです。

全国から集まった50の商社が色や香り、味を確かめます。岡山市南区で開かれた今年度初の乾ノリの入札会です。

今年は、魚やカモによる食害対策を強化したことで、去年より250万枚多い約470万枚が、岡山県下12の漁協から集まりました。一番摘みらしく柔らかで口溶けのよいノリが収穫されているという事です。

(岡山県漁業協同組合連合会 海苔課 丹下雅史課長)
「生産者のみなさん非常に厳しい中頑張っていますので、岡山のおいしいノリを全国の皆さんに食べていただけたらと思います。」

入札会は、来年4月までに9回行われる予定で、1億6000万枚の入札を目標にしているとのことです。