ニーズ高まる「合葬式墓地」

(名古屋市みどりが丘公園 今井秀実管理課長)
「こちらがみどりが丘公園の合葬式墓地です。現在、全体で約900体の方が眠っています」

名古屋市が管理する約60ヘクタールの墓地公園。桜や梅の木などを墓標に見立て、芝生の下に共同で遺骨を納める「合葬式墓地」があり、人気を集めています。

(今井管理課長)
「合計1500体の募集を行って、その2倍の約3000体の申し込みがあった」

去年11月から利用開始となったこの名古屋市営の合葬式墓地は、それぞれの遺骨を袋に入れて納める「共同埋蔵墓」と、夫婦や家族単位で2体まで納められる「個別埋蔵墓」の2種類があります。人気の理由は…。

(今井管理課長)
「一般墓地の場合だと墓の掃除をしたり、草をむしったり、いろいろ手間がかかるが、合葬式墓地の場合は管理者がやるので、その分皆さんの負担が少ないと思う」