供養のスタイル多様化 最新の納骨堂

(万松寺 広報 加納さん)
「こちらが当寺で一番最新の納骨堂です」

5階建ての万松寺は2021年には最上階にある住職の部屋まで改築して8つ目の「納骨堂」にしました。高まる要望に応えるべく新たに1000基を納めることが出来るように。

中には仏像におりん、電気式の線香などが設置されていて、毎日朝晩の2回、僧侶がお経をあげしっかりと供養します。この納骨堂に納めるには1基180万円から520万円とサイズで価格は異なっています。

こちらのタイプの納骨堂は、訪れた遺族は「顔認証システム」でチェックされたのち「参拝室」に入ります。すると故人の遺影が浮かび上がりスムーズ偲ぶことができるようになっているとのこと。

(万松寺 広報 加納さん)
「墓じまいを検討されている方は墓守がいないことを不安に思っている方が多いので、そういう点で納骨堂を考えてくれる方が多い」

このように従来の一般型の墓へのこだわりはないという人たちの供養のスタイルは多様化しています。