長い間大切にしてきた人形に感謝し、供養する祭りが高松市の神社で行われました。

古くなった日本人形などが次々と持ち込まれます。高松市の田村神社で明治時代から続くといわれる、人形供養祭です。
(人形を持ってきた人)
「高校の時に友だち4人組で作ってくれてそれからずっと大事にしていて。もう手放しますみたいな」

約4万体の人形が神事のあと、たきあげられました。訪れた人たちは炎を静かに見つめ、感謝を告げていました。
「小さい時から五段の大きい人形があったんでありがとうっていう気持ちですかね」
(田村神社 熊代伸哉さん)
「みなさん粗末にできないというところでしっかりとお祓いお清めした上でお焚き上げをやらせていただいています」
人形供養祭が終わると、田村神社は本格的な迎春準備に入ります。