岩手県内の企業を対象にした、2024年10月から12月までの景気予測調査の結果、景況判断指数は5期ぶりにプラスとなりました。
調査は、財務省盛岡財務事務所が3か月ごとに実施しているもので、県内企業100社を対象に行われました。
この結果、景気の受け止めについて、「上昇」と回答した企業の割合から「下降」と回答した割合を引いた景況判断指数は、7.7で5期ぶりのプラスとなりました。
業種別にみると、円安に伴い輸出が好調な製造業などが全体の景況感を底上げしています。
盛岡財務事務所は、2025年1月から3月までの見通しについて、「消費が活気づく年末の反動で再びマイナスとなる」と分析しています。