3年ぶりの営業再開です。

おととしの台風による被害で営業休止が続いていた五ヶ瀬町の五ヶ瀬ハイランドスキー場が20日、オープンしました。

(新屋敷記者)「3年ぶりのオープンを迎えた五ヶ瀬ハイランドスキー場多くの人が初滑りを楽しんでいます」

20日は、まず、オープニングセレモニーがあり、五ヶ瀬町の小迫幸弘町長などがテープカットをしてオープンを祝いました。五ヶ瀬ハイランドスキー場は、おととしの台風14号でスキー場につながる道路が寸断され、2シーズン連続で営業休止に。

今シーズンは、道路などの復旧が進んだことから、3年ぶりに営業が再開されました。

晴天に恵まれたゲレンデでは、県内外から訪れた人たちが、雪の感触を確かめながら初滑りを楽しんでいました。

(福岡から)「ずっと閉まってたんでなかなか来るチャンスが無かったんで、きょうは絶対行こうと思って楽しみにしてました」
(日向市から)「(オープンを)すごく待ってました。五ヶ瀬がやっぱり地形もすごく楽しいですし人もみんな優しいのでスタッフの方たちも。楽しんでます」

また、五ヶ瀬町では、台湾の大手半導体メーカー、「TSMC」の熊本県進出を受け今シーズンはインバウンド誘致にも力を入れたいとしていて、駐福岡台湾総領事館の陳銘俊 総領事が招待されました。

(駐福岡台湾総領事館・陳銘俊 総領事)「(台湾に)スキー場は一つもありませんので、ここはおそらく台湾から一番近いスキー場じゃないかなと思いましてすごく魅力的だと思います台湾人にとって」

五ヶ瀬ハイランドスキー場の今シーズンの営業は来年3月上旬までの予定で、期間中3万人の来場を見込んでいます。

(五ヶ瀬ハイランドスキー場社長・小迫幸弘五ヶ瀬町長)「事故なく皆さん方が再開してよかったなと本当に喜んでくれて終わればいいなと思っています」

スキー場では現在、500メートルのコースのみ開放しているということです。