宮崎県内の老人クラブの会員たちが制作した作品の展示会が、宮崎市で開かれています。

この展示会は、老人クラブの会員たちの経験や技術を創作活動につなげてもらおうと毎年開かれているものです。

会場の県立美術館には、会員たちが制作した絵画や写真、それに手芸などの作品およそ400点が展示されています。

(垣内記者)「こちらの作品は、よく見ると2センチほどの小さな折り鶴でできているんです」

出品者のうち31人は90歳以上となっていて、最高齢101歳の川原スミ子さんは、宮崎市清武町出身の偉人安井息軒をちぎり絵で力強く表現しています。

(訪れた人)「おばあちゃんの作品があっちの方に出てて、おばあちゃんてすごいねってさっき言っていたところでした」

「私も作品をみんなで出した。クラフトテープで小さいランドセルを作った。」

この展示会は、県立美術館で21日まで開かれています。

特別賞を受賞した作品の中から特に優秀なものは、来年、岐阜県で開かれるねんりんピックの出品作品として推薦されます。