富士山の登山規制をめぐり、山梨県が通行料を4000円に引き上げる方針を明らかにしました。静岡県の鈴木康友知事は「両県の足並みが揃う方向性が示されたことは望ましい」とコメントしました。

<富士支局 杉村直美カメラマン>
「裾野市の水ケ塚公園です。こちらでは1センチほど雪が降り積もって雪景色となっています」

本格的な冬の訪れを告げる景色となった12月19日の富士山。お隣・山梨では早くも2025年の夏山シーズンに向けた議論が大詰めを迎えています。

<長崎幸太郎 山梨県知事>
「通行料は保全協力金を廃止し、通行料と一本化したうえで、1人1回4000円に引き上げたい」

山梨県の長崎知事は12月19日の会見で、2025年夏の富士山の登山規制について通行料を4000円に引き上げる方針を固めました。また、5合目ゲートの閉鎖時間を2時間前倒しし、午後2時からにする方針です。

一方、静岡側でも登山規制について県議会で議論が始まり、2025年夏から4000円の入山料を徴収し、通行規制を午後2時から始める方向で調整を進めています。

鈴木康友知事は山梨側の方針を受け、「両県の足並みが揃う方向性が示されたことは望ましい」とした上で、「富士山は1つであり、規制のルールもできる限り統一できれば、登山者にとってもわかりやすい」とコメントしました。