新年の縁起物をかたどった袴紙。
新潟県佐渡では古くから『下げ紙』と呼んでいて、無病息災や豊作を願い、神棚やお供え餅に飾ります。

18日には、その作り方を教える“講習会”が65歳以上の高齢者を対象にして開かれ、市民20人が参加しました。

切り絵作家の指導を受けながら、来年の干支であるヘビの図案など、およそ30点の型から気に入ったものを選び、丁寧に切り抜いていました。

「来年は家族とうちの猫が健康でいられるように…。それが一番です」

みなさんさまざまな願いを『下げ紙』に込め新年への思いを膨らませていました。