大きな災害が発生し、断水した場合に備えます。

応急給水を学ぶ訓練が18日、山口県下関市の小学校でありました。



この訓練は防災意識を高めてもらおうと、日本水道協会県支部が開いたものです。

大地震で断水が発生した想定で、王喜小学校の4年生およそ30人が参加しました。

児童は非常時に使う袋に給水車から水を入れると、ひもを結んでリュックサックのようにして背負いました。

この「給水バッグ」は繰り返し使うことができます。



児童
「ランドセルよりも軽い。慣れたら簡単だった」
「家族にも教えられそう」

下関市上下水道局 野田悟司 総務課 係長
「実際に災害が起きたときに、そういえばこういうことやったと生かせる。こういう活動は続けていくべきだと思う」

この小学校は、断水が続いた時に飲料水を配る「応急給水拠点」となっています。