インバウンドで賑わう長野県白馬村に「分譲型の高級ホテル」がオープンします。
その仕組みと狙いとは?


部屋に入ると目の前に広がるのは雪化粧した北アルプス。

白馬村に19日にオープンするのが「ホテル ラ ヴィーニュ 白馬 by 温故知新」です。

「分譲型の高級ホテル」で、それぞれの客室を販売。

オーナーが利用しない期間は、ホテルの部屋として貸し出し、資産の活用ができます。

38の客室は、全て角部屋でプライベート感を堪能でき、スイートルームにある浴室のビューバスでは、四季折々の風景を楽しめます。

また、カバーに岡谷シルクを使ったライトなど、信州にまつわる民芸品が多く使われています。

温故知新(ホテルの管理・運用)松山知樹(まつやま・ともき)社長:
「冬とグリーンシーズンで客層がガラッと変わるかなと思っていて、冬場はほとんど外国人のスキー客がメインになるなと思っています」
「一方でグリーンシーズンは、外国人のお客様というよりは、国内の旅行者が中心になるのか、夏のアクティビティ、自転車であるとか、そのようなものが中心になるのかな」

そして最大のこだわりはワイン!

ホテルの名前である「ラ ヴィーニュ」はフランス語で「ブドウの木」。

ワインセラーに眠るワインの半分ほどは信州産で、レストランで提供されるフレンチや鉄板焼きとともに提供されます。

温故知新 松山知樹社長:
「まだまだ出発点で、どんどん進化していて、何度来ても楽しめるというか、新しい気付きのある、そういうホテルだなと思えるような、そういうふうにしていきたい」

ホテルとして料金する際の料金は、1人3万6120円からとなっています。