漁業をしながら、海を守ろうと魚のすみかになっている海草「アマモ」の再生に取り組む指宿市の山川町漁業協同組合の職員が鹿児島市で講演しました。
(山川町漁業協同組合・川畑友和理事)
「僕自身が海を次の世代に本気で伝えていきたい」
MBCマーケティング懇談会は、異業種間の交流を深めようと、県内外の企業が参加して年3回開かれていて、今回は食品関係などおよそ50社が参加しました。
会では、魚の産卵や生育場所になっている海草「アマモ」を再生させる取り組みで、今年、MBC賞を受賞した山川町漁業協同組合・理事の川畑友和さんが講演しました。
(山川町漁業協同組合・川畑友和理事)
「山川の沿岸域でサバがとれるなら、環境活動している海のサバと、何もしていないサバ、どっちを買うか。間違いなく藻場を再生している海の魚がほしいと言われると確信」
温暖化の影響などでアマモの消失が進む中、川畑さんは、企業などと連携した取り組みの重要性も強調しました。