今年10月、宮崎空港で不発弾が爆発した事故を受けて、仙台空港でも不発弾が埋まっていないかを調べる調査が、昨夜から始まりました。

調査は、運航を終えた後の16日午後11時頃から始まり、調査員8人が磁気探査機を使って誘導路脇の緑地帯を調べていきました。

仙台空港では2012年に不発弾が見つかり処理されています。

国土交通省は今回の調査で仙台空港のおよそ4万平方メートルを探査し1月下旬までに解析を進める方針です。調査は12月27日頃まで続きますが、深夜から翌朝にかけて行われるためダイヤに影響はないということです。

国土交通省東京航空局 青木工土木課長:
「平成24年度(2012年度)に不発弾が発見されて以降、発見されていないので、発見される蓋然性は低いと思うが、速やかに調査して航空機の安心安全をしっかり確保していきたい」

国交省はほかに過去に不発弾が見つかった松山空港、福岡空港、那覇空港でも調査を進めることにしています。