石破総理とトランプ氏の関係は?安倍元総理は“蜜月”築いたが…
良原キャスター:
トランプ氏は安倍元総理と大変仲が良かったことでも知られていますが、その良好な関係をどのように築いたのでしょうか。

2016年11月、トランプ氏の大統領選の勝利後すぐに2人は面会しています。その後も夫人を交えて4人で食事をしたりゴルフをしたり、日米首脳会談は51回行われました。
岩田政治部長によると、2人が良好な関係を築けたポイントはこうしたことだけではなく、「対中国への厳しい姿勢が共通していた」という点です。日米の結束をアピールし、外交交渉が有利に進みました。
では、対中国への石破総理の考えはどうなのでしょうか。

岩田政治部長:
石破総理は11月、ペルーで習近平国家主席と首脳会談をしました。そのときは両方の国が建設的で安定的な関係を築くことが国際社会にとっても意義があるし、自分が率直な対話を続けられる関係を習主席と作りたいということで、対話の重要性を確認したところです。
ただ石破総理も、当然日米関係が日本の最大の外交基軸だということは十分わかっているので、日米外交があった上での対中国ということになるでしょう。今のところまだ石破総理自身は対米・トランプ氏との関係はこれから作っていかなければいけないところです。