気軽にデザイン変更できない 注意点も

気軽なものと捉える人もいるかもしれないが、アートメイクは針を使って皮膚に色素を注入する医療行為。看護師の柴田さんによると、施術後の痛みや皮膚トラブルは少ないというが、まれに数年後にアレルギー反応が出ることもあるという。
また、まゆ毛にも“流行り”があることにも注意が必要だ。
医療アートメイク専任 柴田看護師
「個人差や施術内容による差はありますが、2~3年は色素が残り完全には消えません。
濃くしすぎると違和感を感じる場合もあります。特に代謝が落ちる年代は色素が残りやすいため、理想の形を保てる反面、すぐにデザインが変更できないというデメリットもあります。
理想のデザインだけでなくリスクをよく考えて施術を受けてほしいです」
アートメイクの施術を受け、筆者に「あなたもやってみたら」と勧めてくれたAさんも、取材の最後に「自分が納得できることが大事」だと指摘した。
Aさん(64)
「すごく良かったから、みんなやったら良いと思うんです。でも、どこでやっても良いっていうわけではなくて、看護師や医師の対応を見て説明を聞いて、信頼できるクリニック、安心できる環境でやることも大事なんじゃないかな」