あす15日(日)にかけて冬型の気圧配置が強まり、平地に雪を降らせる目安の寒気が西日本まで南下する見込みです。北海道の日本海側から北陸は大雪による交通障害に注意・警戒が必要です。近畿北部から山陰でも雪が降り、山沿いを中心に積雪となる見込みです。九州北部の山地でも積雪となる所がありそうです。
14日(土)は冬型の気圧配置となっています。また日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が発生しており、北陸や西日本にまとまった雪雲や雨雲が流れ込んでいます。

「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」とは、シベリア大陸から流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分され、その風下である日本海で再び合流して形成される収束帯(雪雲が発達しやすいライン)です。

JPCZによって、雪雲が発達しやすくなり、その雪雲が次々と流れ込むと、大雪となることが多々あります。