島根県出雲市の公園にある動物広場に、世界最大級とも言われる種類の巨大ウサギがやってきました。
島根県出雲市の愛宕山公園にある動物広場。23日、人だかりができていました。
「すごい大きい」「体が長~い」
人々がこのように形容する動物とは…
三宅純人 記者
「いました!すごいデカイ!巨大なウサギです!」

皆の視線の先にいたのは、周りよりもひときわ大きなウサギ。
フランス発とされる世界最大級と言われるウサギ、コンチネンタル・ジャイアント・ラビットです。
3歳のオスで、名前はリロ君。9月17日、一般公開されました。
一般的なウサギが重さ2~3キロのところ、リロ君はおよそ3倍の7キロ。
比べると圧倒的な体格差です。
来場者
「大きさが倍以上あって、ちょっと迫力が…ありますね」
大人気のリロ君、人懐っこいですが繊細なところもあり、客が直接手を触れたり、エサやりをすることはできないそうです。

ところでなぜ、巨大ウサギが愛宕山公園にやってきたのでしょうか?
愛宕山公園 柳原和美さん
「毎年、たてぬいカップというマラソン大会があって、たてぬいカップの実行委員会さんから寄贈していただきました」
2009年から愛宕山公園の競技場で駅伝の大会を開催している実行委員会が、園に恩返ししようと、リロ君を大阪の牧場から購入し、寄贈してくれたのだと言います。
ちなみに園にいるロバも、4年前に駅伝の実行委員会が寄贈してくれたそうです。
愛宕山公園 柳原和美さん
「ウサギの中でも珍しい大きさなので、沢山の方に見に来てもらえたらいいと思っています」

巨大で少し繊細な、リロ君の生活を覗いてみてはいかがでしょうか?