年金支給日の13日、長崎市の銀行で、高齢者に対し詐欺の被害に注意を呼びかけるキャンペーンが行われました。

警察官
「長崎警察署です。詐欺被害が多くあってますのでご注意ください。」

年々被害が拡大しているニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺。長崎銀行本店では、年金支給日の13日、警察官や銀行職員らが高齢者を中心にチラシを配るなどして、詐欺への注意を呼びかけました。

ATMの利用客
「やっぱりお金の話がでてくると危ないのではないですかね。注意しないといけないですね。」

長崎県内での2024年のニセ電話詐欺などの被害総額は、10億円以上に上っていて、被害者の3割は65歳以上の高齢者です。

長崎警察署 生活安全課 渡邉蘭子警部補
「オレオレ詐欺とか、役場関係者を名乗った還付金詐欺などが現在も確認されておりまして、家にいる間も留守番電話にしておくとか、そういう対策がかなり有効かなと思います。」

慌ただしい年末が近づく中、長崎県警は詐欺への一層の警戒を呼びかけています。