今年も残すところ半月あまりです。香川県高松市の高校で、師走恒例の第九の演奏会が行われました。

「第九・歓喜の歌」の演奏会は、高松高校で1988年から行われている年末の恒例行事です。今年は生徒と教職員ら約260人が参加しました。オーケストラ部の2年生にとっては最後の演奏会です。

(コントラバス 丸山真佳さん)
「朝の9時から夜の9時まで学校に残って練習したりしてました。これで引退なので後悔ないように思い切り弾きたいです」

オーディションでバリトンの独唱に選ばれた朝倉さんです。

(バリトン 朝倉健介さん)
「最初の第一声なので自分で始まるという責任感を感じつつ、しっかりと声出して頑張りたいと思います」

(演奏)

(ビオラを演奏した2年生)
「みんなが一体になって演奏していてむちゃくちゃ感動しました」

(訪れた生徒の家族)
「年末から新しい年を迎えるという感激がありますね」

それぞれの胸に様々な思いが去来する年の瀬です。