奄美大島では12日から、サトウキビを原料とする製糖作業が始まりました。
奄美群島ではサトウキビが収穫の時期を迎えています。
奄美大島で唯一の製糖工場富国製糖では12日、製糖開始式が開かれ、サトウキビが次々と搬入されました。サトウキビの収穫と製糖作業は来年3月まで続きます。
(富国製糖・奄美事業所 中山正芳所長)「生産者のみなさんが1年間がんばってもらったサトウキビを運んでもらって、安全操業でがんばっていきたい」
与論島では先月の記録的な大雨で島で唯一の製糖工場が被害を受けましたが16日から作業が始まります。
一方、奄美群島で生産されるサトウキビの44パーセントを占める徳之島では、工場に搬入する運送料をめぐり、製糖会社と運送組合が対立し、製糖作業が始まっていません。














