2つの事故はいずれも被告が「過失運転致死」の罪で起訴されましたが、和田さんのように遺族の強い思いや訴えもあり、より量刑が重い「危険運転致死」に切り替えられています。
柳原さん:
「これだけ長い年月戦い続けなければならないというご両親の気持ち、ごきょうだいの思いを考えると、こんなこと絶対にあってはならないですし、動きたくても動けない、(協力者と)つながることもできないという人がいっぱいいます」
「声を上げなければそのまま死人に口なしで流されていくという不公平とかアンバランスがあってはいけないと思いますので、そういう事件がこぼれ落ちないようにまず捜査機関がしっかりしていただきたい」
善光さん:
「事故を起こしたら直ちに救護しなければいけない当たり前のこと当たり前の考えが再度周知されればいいのかなと考えています」

真理さん:
「救護義務違反を認めていただきたいというのが一番の目的なので、その中で差し戻しという判断がされしまったらそれは受け入れるしかないと思っているんですけど、できれば最高裁で救護義務違反を認める判決をしてもらいたい」














