政府は、開発中の国産ロケット「イプシロンS」のエンジン燃焼試験中に起きた爆発を受け、今年度以降、予定していた9回の打ち上げのうち7回を取りやめる方針を示しました。

これは、政府の宇宙政策委員会が9日に示したものです。

もともと「イプシロンS」は今年度以降、9回の打ち上げが予定されていました。しかし、先月26日、種子島宇宙センターで発生したエンジン燃焼試験中の爆発を受け、予定していた9回のうち7回を取りやめる方針となったということです。

今後のイプシロンSの具体的な打ち上げ時期については「原因調査や対策を踏まえて調整する」としています。