山形市の明治地区を中心に運行されている乗り合いタクシー、「スマイルグリーン号」の利用者が3万人に到達し、きょう、記念式典が行われました。
高齢化が進む地域で使われ続けている理由とは。
きょうの記念式典には、地域の人や山形市の佐藤市長が参加し、くす玉を割って利用者3万人を祝いました。

スマイルグリーン号は、2009年からはじまった予約制の乗り合いタクシーで、主に山形市の明治地区から、中山町までのエリアで運行されています。

その特徴は、停留所があることです。

停留所は、山形市の明治地区や大郷(おおさと)地区、それに中山町内(ちょうない)に合わせて37か所、さらに山形市の中心部などにも設置されています。

佐藤真優アナウンサー「こちらは身近なスーパーの前にあるスマイルグリーン号の停留所です。病院や役場など、生活には欠かせない場所に停留所を設けることで、地域の人の暮らしを支えています」

利用する際は会員登録が必要ですが、電話一本で、乗る場所と降りる場所を自由に予約することができます。
大郷明治交通サービス運営協議会 安達好行 会長「(料金は)200円、300円、500円の3通りありまして、(1日)9便まであります」
