クリスマスを花で盛り上げてほしいと生産者などの団体が知事にシクラメンを贈ってPRしました。

山口県庁を訪れたのは、花の生産者や小売業者でつくる山口県花卉推進協議会などの団体で「クリスマスにシクラメンを飾ろう!」キャンペーンのPRが目的です。

やまぐちフラワーランドで行われた写生大会で、金賞を受賞した小学3年生の石川結菜さんが、村岡知事にシクラメンを贈りました。

村岡知事は「本当に綺麗」と笑顔で受け取りました。

協議会によりますと、24年は猛暑の影響で生育が遅れたそうで、例年、12月初旬に迎える出荷のピークも1、2週間ほど遅れているということです。

山口県内で花を栽培する農家は減少傾向で生産者らは、地元で良いものを作る環境を盛り上げたいなどとも話していました。

山口県花卉園芸組合連合会 木村稔 鉢物部会長
「ひとつ花を家に飾っていただいて、元気とちょっとした幸せを感じていただきながら、年末年始を迎えていただけたら」

協議会では、クリスマスイベントへのシクラメンの提供や児童養護施設へのプレゼントなども予定しています。